マンション管理組合の役員って

マンション管理がマンションの価値をかえる

マンション管理組合の監事時代のこと

監事時代のこと 初めて役員になって任されたのが監事でした。会社や友人関係では良く任されてましたが、それは漢字の違う[幹事]。飲み会のです。 管理会社の担当が言うには、収支決算時に収入と支出に間違いが無いか確認する仕事。 それを定期総会で「間違いありません。」と言うのが最大の見せ場だと。それなら出来ますと、理事長を断って立候補しました。 以来、第2期理事会のかたと交代するまで、それだけで済むはずでしたがそうも、いかないことになりました。

まず、第一期(1年目)収支決算で470.000円を超える管理費の赤字が出ました。エレベーターの電気代がすゴーく掛かってたのです。 僕は2階なのでほとんど使ってませーん。 ま、初年度だし使ってみなければわからない部分もあるだろうと理事会で判断。管理会社は経費削減をした予算で第二期に突入。経費削減といっても、ダスキンのレンタルをやめただけですが。(立派な経費削減?)

そして、日々何事も無く、管理会社が淡々と管理していき、総会へ。 理事会でも、近所話が中心で、管理の話は「じゃ、また次回に詰めましょう」と。でも、当時の理事長は、管理会社や町内会また、近所のマンション建設説明会と、大変なお仕事をしていただいてたようです。(僕は、ぜんぜん知らなかったのですが) で、第二期収支ですが、なんと赤字が390.000円を超えて、繰越合計870.000円を超えましたー!それは、一同「何故だー。」と絶叫。これには黙ってはおれませんね。管理会社に何とかしろと、役員一同。 結果、第三期は収支だけ見れば黒字になるよう、管理委託費を下げてきました。金額的には40万円近い値下げをしたことになります。

管理会社殿ご立派。感謝いたします。

黒字といっても20.000円ほどで、何かあったらまた赤字です。とりあえず、この予算で総会を乗り切り(というよりは、誰も関心なし)第四期の予算は、もっと見直そうということになりました。

また、この2年で管理員(清掃員)が3名替わり、二人目には、仕事をしないおじさんが出現。会計担当がやる人件費の試算を僕がやり、管理会社に「あのおじさんの仕事のやり方なら、委託料の管理員費はこれで十分だ。管理費

マンション管理士事務所

の赤字が少しは、補填できる。」と試算表を突きつけ、3日後に管理員が交代したこともありました。修繕積立金の話もちらほらありましたが、管理費の赤字の迫力に何処へやら。

さて、第三期の収支は、と行きたい所ですが、なんとこの後、第五期の収支報告まで理事会も無ければ、総会もなし。我が家も子供が誕生し、管理運営はどこかに行ってしまいました。

約2年後、そういえばもうとっくに役員の交代があるはずだし、総会も無い。管理組合とは、こんなものか?と思い。本屋へ行き管理に関する本を手にした僕は、「えらいことになってるかもしれない、早く総会だけでもしないと」と、理事長にも相談せずに、管理会社にクレームの電話を数回入れました。(本当は、こちらサイドで理事会召集しないといけないのですが。反省です。)

そんなこともあり、無事総会が開かれることになりましたが、お金のこと修繕工事のこと、コミュニティーのこと、いろいろ情報を集めていくと、うちのマンションは、まったく何もしていないことがわかりました。 総会に向けた理事会が数年ぶりに開かれ、次期役員の話になり、誰もが交代を叫んでましたが、僕は情報を知り、現段階のマンションの現状がわかってしまったので、「やる人がいなければ、再任します」と言ってしまいました。 総会では、管理会社のお詫びから始まり、第三期・第四期・第五期の収支報告をし以前とは変わらない予算の、第六期案の承認を得ることが出来ました(やはり、皆、関心なし)。また、次期役員も承認され、経験者である僕が理事長に決まりました。

第2期理事会の誕生です。しかも、僕が理事長。さて、どうなることやら。